人参の写真を使って、人参のモデルを作り画像を貼ってみます。
まず、Shift + A -> Image -> Backgroundで背景画像を作ります。
textures.comなどでダウンロードした人参の画像を読み込みます。オブジェクトモードで画像を選択して、Rotationをすべて0にします。
Planeをワールド原点に追加して、7キーで真上から見下ろします。Imageを選択して、オブジェクトデータプロパティで背景画像の表示を変えられます。例えばDepthをFrontにして、Transparencyのチェックを入れOpacityを少し下げると、画像とメッシュが重なった部分でも両方見えるようになります。
Planeを選択して編集モードで頂点を1つ削除し、他の頂点を人参の輪郭を描くように配置していきます。
すべての頂点が同じ平面上に置かれるようにします。Eキーで押し出して4つ目以降の頂点を作ります。
X軸とぶつかるところまで続けます。最後の頂点はY座標を0にします。
反対側も最後まで伸ばします。
オブジェクトモードでPlaneを選択して、Screwモディファイアを追加します。
Angleを360度、AxisをXにすると、ろくろで回したように人参の形ができます。ステップは16にします。
カメラのマークの横の下矢印のプルダウンメニューからApplyを選択して適用します。
このままだと形が均一なので、背景画像などを参考にしながらプロポーショナルエディティングで変形します。
人参の画像を貼る
人参の長い方に伸びた辺が4等分されるようにシームを付けます。ヘタの部分も分けました。
編集モードで全選択してU -> Unwrapします。
UVエディタでは、ヘタ以外の部分が似たような形に4つにわかれているので、これらを重ねます。
背景画像に使っている人参画像を開きます。
4つとも選択して、人参の内側にギリギリ収まるように拡大/縮小します。
この画像をマテリアルのBase Colorに設定して、マテリアルビューで確認してみると、シームのところに不自然な線が見えます。
4つ重ねたアイランドのうち1つを選択して、S -> Y -> -1(マイナス1)と入力して確定し、上下方向に裏返すと、線が目立たなくなります。
シームの部分で鏡のように模様が繰り返します。
次は反対側と対応するアイランドを選択します。
どれか1つを移動してみて、3Dビューポートを確認することで目的のアイランドを探せます。
反対側も裏返すと線が見えなくなりました。