フリー素材からUnity用の足音の音源を作る

投稿者: | 2020-08-14

Unityのスタンダードアセットに含まれる足音の音声ファイルは、1つのファイルに足音が一発ずつで、0.05~0.1秒ぐらいのところにピークがあり、全体の長さが0.4~0.6秒ぐらいです。

フリーの音声素材を上のような状態に編集して、FPSコントローラーで使えるようにしてみます。音声ファイルの編集には無料のAudacityを使いました。

Audacityに無料の足音素材をドラッグ・アンド・ドロップしてみると、一つのファイルにたくさんの足音が含まれているのがわかります。拡大して最初の足音を見てみます。

すると良い感じの位置にピークがありました。次の足音のファイルの開始にしたい時点までを一つのファイルにすると良さそうなので、テキスト選択のようなカーソルが表示されているときにそこを左クリックして印を付けました。

そして、編集 -> クリップの境界 -> 分割とクリックするか、Ctrl + Iで分割します。

さらに、分割された後ろの方をダブルクリックして選択し、ハサミのマークのかかれたボタンをクリックして削除するとワンショットの音声ができました。

これをファイル -> 書き出しから好きな形式で保存した後、Ctrl + Zで元に戻して、今度は分割した前の方を削除すると、二番目の足音が先頭に来るので、上記を繰り返します。

地面に足がつくたびに毎回同じ音が鳴ると不自然なので、FPSコントローラーではいくつかの足音を連続しないように変えながら再生します。そのため一発の少し違った音声がいくつか必要です。

音声素材サイトには、アスファルトや砂利、草むらなどの足音素材があるので、それら一つ一つについて複数のファイルを作りました。

次は実際にプレイヤーの場所によって足音の種類を変えて再生してみます。

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